一般に投資と呼ばれるものには様々な種類があります。私が専門としている分野からまだよく知らない分野まで、投資の種類について紹介していきたいと思います。
基本的にリスクとリターンは等価交換もしくは比例関係にあるので、ある程度リスクを取りにいかなければ相応のリターンも見込めないことをはじめに理解しておいてください。
比較的低リスクな投資。リスクも小さければリターンも小さいもの。
ここで紹介している投資の中で唯一元本保証のあるもの。銀行預金にも金利が付くので、一応投資の部類にカウントしています。ただし、日銀がマイナス金利を導入して国内金融機関が「預金者には預金手数料を取ります」なんてことになれば、投資と呼ぶのは難しくなる。
金融機関は私たちのお金を使って、国債を買い集めたり企業に融資して運用利益を得ている。その中から雀の涙ほどの利益を貰っているのが私たち。(私たちが銀行に出資をし、行員を養ってあげている)
国債や地方債など各種債券を買って、主に債券利回りで利益を得るのが目的。そこまで詳しくは知らないが、あまり儲からないイメージがある。日本国債を買うのも立派な債券投資である。
国債は国が保証しているのでかなり信頼性が高い(もちろんギリシャ・発展途上国・南米など例外あり)。日本が国債金利を支払えなくなれば、国の信用がガタ落ちし、日本円の価値も暴落、国民の預金封鎖も有り得るため、死なばもろともといえる。(国債暴落=国家の破たん)
自称「投資の専門家」に丸投げして運用してもらうのが投資信託。丸投げしている以上、損失を出されても文句は言えない。満期があるので途中で解約するには制限がある。
ETFは上場型投資信託と呼ばれるもので、通常の投資信託と異なり満期の概念がなく、株式投資のように自分で自由に買ったり売ったりできるのが特徴。原油連動型ETFは安い時に買ったことがある。ETFは投資信託の一種ということで低リスク投資に区分しているが、中にはゴミ同然になるETFもあるので注意。
REITは不動産投資信託のこと。(あまり良く知らない)
状況によっては何倍もの資産を得ることができる投資。億を超える資産を手にする億り人が生まれるのもこの分野。
投資の代表格。メジャーかつ投資初心者も始めやすい。基本的に人間が生産活動を行っている以上、その国の株式相場(インデックス)がゼロになることはないため、株を安値で仕込めれば負けることはほとんどない。また、生産人口が多いほど株式市場は発展する。つまるところ、人口とGDPが増え続けている国に投資するのが有利といえる。
私は国内株式でまったり長期投資するのが好き。(情報も得やすい)
こちらも始めるまでの敷居がかなり低い。為替レートの将来を予想して当てるゲームに近い。株式投資と違い、レバレッジを掛けて元手以上の資金を運用できる性質上、株よりもハイリスク・ハイリターンである。FXは15年以上続けているので、基本的にどんな相場状況でも焦ることはないですが、唯一サーバ落ちだけが怖い。私の資産運用の中で稼ぎ頭もこのFXです。
差金決済取引と呼ばれるもの。株式相場のほか、金・原油・大豆・コーンなどのコモディティ投資もできるのが特徴。差金決済取引では、一定の証拠金を用意すれば事足りるため、元手以上のお金を運用するレバレッジ取引が可能となる。FXも差金決済取引の一種。多分、株の信用取引も差金決済取引の一種だと思われる。
内情は良く知らないが、新興投資先として注目されている。その名の通り電子決済可能な通貨で、様々な利用価値が期待されている。個人的にはもう少し法整備が進んだら触ってみたいと思う。(単なる投機対象としてしか見ていない)
最近仮想通貨のことを「暗号資産」と言い換えているが、単なるイメージ戦略にしか思えない。何か他の理由もあるのだろうか。
米ドルやオーストラリアドル、トルコリラといった外貨を運用する。日本は超低金利政策を何十年も続けているため、日本円のまま持っているよりも外貨預金した方が外貨金利に期待が持てる。海外の通貨を保有してリスクヘッジするイメージがあるが、日本が破綻しても預け先の金融機関を通じて資産没収される可能性が高い。外貨MMFは投資信託の一種だが、外貨預金と同様、為替変動による差損を受けやすいためここに分類しています。
個人投資家には一番疎遠な投資分野だと思っている。気軽に始められない・日本は人口減少の真っただ中で需要確保が難しい・不動産投資に有利な情報を個人では得にくいなど、かなり敷居が高いイメージ。アパート経営に手を出す人も居るが、ハイリスクローリターンな気がしてならない。
だか東京都心は唯一人口が増え続けており、不動産価値も安定していると聞いたことがある。(一極集中)
やはり株やFXが投資初心者にも始めやすいと思います。
時間を取られたくないなら株の長期投資、デイトレードを行うならFXがおすすめです。世界的なお金の流れを把握する上でも、CFD(商品投資)にアンテナを張っておくのもよい。