株・為替・金・原油・天然ガス・仮想通貨など、世の中には沢山の投資商品があります。
これらの投資商品にはそれぞれトレンドというものが存在し、安ければ高値になるまで徹底的に買われ、高値にあれば徹底的に売り叩かれる性質があります。(価格の循環)
記憶に新しいところではリーマンショックからのアベノミクス相場がありますね。
リーマンショックによって日経平均株価は6,000円台の超安値圏にまで下落、その後数年を掛けてV字回復を果たしています。私もアベノミクス相場の恩恵を受けた投資家の1人ですが、リーマンショックで混乱している中、「あら安い」と安値で株を大量に仕込んだ投資家は沢山居るはず。
日本経済は今後も人口減少の余波を受けて衰退を続けることが予想されますが、基本的に日経平均株価が1万円以下であれば、どこで仕込んでも長期的に損をすることはないと思います。(分散投資は必須)
海外に目を向ければ、人口増加と経済発展に沸く中国・インド・インドネシアなどは今後も株価の上昇に期待が持てます。ただ中国はこれから少子高齢社会が待っているので、低成長時代に突入するのかな? でも政府が独裁的なので、思い切った政策を打ち出す期待感は日本よりも断然大きい。
株以外に目を向けてみても、近年の原油相場はかなりウマウマな展開でした。
商品相場には必ず「安値圏」というものが存在するので、運良くその地合いに巡り合えることができれば、基本的に負けることなく確実に資産を増やすことができます。(分散投資は忘れずに)
投資商品の価格は常に循環しているので、底なしに安くなることは基本的にありません。(エネルギー革命や国家破綻は別)
ただ、価格の循環サイクルは人間の寿命に対して長すぎるので、1つの投資商品について10年も20年も待ち続けるのは得策とはいえません。先ほど紹介した原油価格サイクルについても平気で5年10年掛かっています。
大切なのは、より多くの投資先を知り、常にそれらの投資先についてアンテナを巡らせておくことです。
安値で仕込めるタイミングは10年に1度とかそんなレベルなので、投資資金の集まっている市場、投資資金が引いている市場を把握し、適正なタイミングで仕込むことが重要になってきます。