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株価の割安・割高判断には、PERやPBRを活用する

チャート分析ではなく財務分析の面から、株価の割安・割高判断を行う手法を紹介します。
  • 気になる銘柄の株価が高いのか安いのか分からない
  • 株価の割安・割高判断に用いられる指標
  • PER(株価収益率)を使って割安・割高判断を行う方法
  • PBR(株価純資産倍率)を使って割安・割高判断を行う方法

気になる銘柄の株価が高いのか安いのか分からない

買いたい株があるんだけど、高いのか安いのか分からん。

こんな悩みを抱える株式投資初心者の方へ、ここでは株価の割安・割高判断の方法を紹介していきたいと思います。

チャート上の底値を見れば分かるが

一応テクニカル分析(チャート分析)を行えば、何となく「株価の底値」は見えてきます。

株価

ファンダメンタル分析(財務分析)のやり方が分からない人は、チャートを見て何となく底値だと思って拾う人は結構多いかと思います。私はFXはチャート分析重視で行っているので、その影響もあってか未だに株もチャート形状で判断してしまうことが結構あります。

今は財務分析もできるようになってきたので、ファンダメンタル分析に重点を置くようにシフトしてきています。

株価の割安・割高判断に用いられる指標

株価の割安・割高判断には、一般にPERやPBRといった株価指標が用いられます。

  • PER(株価収益率)
  • PBR(株価純資産倍率)

PER(株価収益率)を使って割安・割高判断を行う方法

一般に株価の割安・割高判断にはPERが用いられます。

PER(倍) = 現在の株価
1株当たり当期純利益(EPS)

PERは、「現在の株価」を「1株当たり当期純利益(EPS)」で割ることにより算出されます。株価は毎日変動しているため、それに連動する形でPERも毎日変化しています。

PERと株価

PERが高くなれば割高、逆にPERが低くなれば割安です。

業種別平均PER

業種ごとにその収益性が異なるため、PERで割安・割高判断を行う場合には業種別平均PERを参照するようにしましょう、

2016年度:業種別平均PER
業種 連結PER
建設業 11.64
食料品 27.02
医薬品 24.00
電気機器 21.05
銀行業 8.58

気になっている銘柄のPERと、その銘柄が属する業種別平均PERとを比較することで、相対的に株価が割安なのか割高なのかが分かります。個人的にPERは大雑把な目安にしか使えない指標だと思っているので、あくまで参考程度に。

PBR(株価純資産倍率)を使って割安・割高判断を行う方法

PBRの方が直感的で分かりやすい指標です。

PBR(倍) = 現在の株価 または 時価総額
1株当たり純資産(BPS) 純資産
  • 時価総額=現在の株価×発行済株式総数

PBRが意味するもの

PBR

企業価値は通常、会社の事業価値(ポテンシャル)と純資産が足し合わされたようなものなので、企業価値が純資産よりも小さくなる、つまりPBRが1.0倍を下回ることは有り得ないように思われます。

ところが上場企業にはPBRが1.0倍を下回る企業がいくつか存在します。PBRが1.0倍を下回る=それだけで割安だと判断できるため、こういった銘柄はバリュー株(割安株)として将来に期待が持てる反面、M&Aの買収対象にもなり得る危険性も同時に孕んでいます。また株式市場全体が不景気に見舞われている地合では株式相場そのものに投資資金が集まりにくく、PBRが1.0倍を下回ってしまう企業も増える傾向にあります。市場全体の時価総額が大きく落ち込むような局面です。