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売買の仕組み (信用取引)

信用買いは証券会社からお金を借りて行う株取引、信用売りは証券会社から株券を借りて行う株取引です。売買手数料のほか、金利・貸株料といった諸経費が発生します。
最終更新日 2019/08/03
  • 信用取引の売買の仕組み
  • 信用買い(買建て)のイメージ
  • 信用売り(売建て)のイメージ
  • 信用取引に掛かる費用 まとめ
  • 最後に

信用取引の売買の仕組み

信用取引は、証券会社から資金や株券を借りて売買を行う性質上、通常の株取引(現物取引)とは仕組みが異なります。ここでは信用取引の売買の仕組みについて詳しく紹介していきたいと思います。

保証金取引

買建て・売建て

信用取引制度を利用して株券を買付けることを買建て(かいたて)、株券を売付けることを売建て(うりたて)とそれぞれ呼びます。

建玉(たてぎょく)

また信用取引で買建て・売建てした保有中の株券を建玉(建株)と呼びます。

買建ての場合は買建玉(かいたてぎょく)、売建ての場合は売建玉(うりたてぎょく)、です。

信用買い(買建て)のイメージ

信用買い
  • 委託保証金を差し入れる。 (最低30万円以上)
  • 買付代金を借りる。 (現金を借りる)
  • 買付代金の金利を支払う。 (売買完結時)

信用買いでは、委託保証金(最低30万円以上)を差し入れることで、貸付代金を証券会社から借りることができます。委託保証金は約定代金(株購入価格)の30%あればよいので、最大3.3倍の貸付代金を借りることができます。例えば委託保証金を30万円差し入れた場合、最大100万円ほどの株取引ができるということです。

信用買い

単純に現物取引の約3倍の株数を購入できると考えてもよいです。信用取引では、値上がり益が現物取引の約3.3倍になりますが、同様に値下がり損も現物取引の約3.3倍になることを念頭に置きましょう。また現金の代わりに株券などの有価証券(代用有価証券)を保証金とすることもできますが、その場合にはレバレッジ計算が若干異なってきます。

手数料ほか

信用買いの場合、売買手数料+買付代金の金利が費用として掛かります。売買手数料や金利は各証券会社によって異なりますが、売買手数料は1約定につき数百円、金利は年率で2~4%程度です。借りている期間が長ければ必然、金利で支払う代金も大きくなります。

また借りた買付代金を返済する返済期限が設けられており、制度信用取引では6ヶ月以内、一般信用取引では無期限(返済期限なし)としている証券会社も多いです。

その他、信用管理費、信用取引名義書換料など細々とした諸経費が掛かります。

信用売り(売建て)のイメージ

信用売り
  • 委託保証金を差し入れる。 (最低30万円以上)
  • 売付株券を借りる。 (株券を借りる)
  • 信用取引貸株料を支払う。 (売買完結時)

信用売りも信用買いと同様、委託保証金(最低30万円以上)を差し入れます。信用売りでは証券会社から借りた株を売ることで売買差益を狙います。売買完結時には、金利ではなく信用取引貸株料というものを支払います。(コストは金利と同じくらい)

信用売り(空売り)の仕組み

① 株券を借りる (時価100万円分の株券を借りる例とする)
信用売り1
② 市場で売る (内部的には、株券を借りたと同時に市場で売ってる感じ)
信用売り2
③ 株価が安くなったので買い戻す
信用売り3
④ 証券会社に株券を返す
信用売り4

これが信用売り(空売り)の仕組みです。

ちなみに信用売りの場合も、30万円の委託保証金で100万円分の株取引ができます。(最大レバレッジ約3.3倍)

手数料ほか

信用売りの場合、売買手数料+信用取引貸株料が費用として掛かります。売買手数料や信用取引貸株料は各証券会社によって異なりますが、売買手数料は1約定につき数百円、信用取引貸株料は年率で1~2%程度です。

その他細かいルールもありますが、以下リンク先を参照してください。コスト面では信用買い・信用売りいずれも同じくらいです。

信用取引に掛かる費用 まとめ

  • 委託保証金 (最低30万円以上)
  • 売買手数料ほか (金利・貸株料・品貸料など)

最後に

売買手数料・金利・貸株料・その他諸経費など、各証券会社によってサービスプランがかなり異なるため、自分の投資スタイルに合った信用取引サービスを選択するのが良いです。(特に動かしている金額が大きい人)