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信用取引の返済方法 (反対売買・現引き・現渡し)

信用取引で保有している建玉の返済方法には、反対売買と受渡決済(現引き・現渡し)があります。
最終更新日 2019/08/04
  • 信用取引の決済方法について
  • 反対売買と受渡決済(現引き・現渡し)

信用取引の決済方法について

「信用取引の決済方法?」
「何のことだ?」

と思われる方も居るかもしれませんが、要は売買を完結させる方法(ポジションクローズ方法)のことです。ここでは、信用取引の決済方法についてその種類を紹介していきたいと思います。

現物取引と信用取引

現物取引では、株式を買って売却することで一連の売買が完結します。

ところが信用取引の場合、株券購入に充てる資金も、売るための株券も証券会社から借りているものです。(実際の保有権がない)

また借りモノであるがゆえに返済期限も設けられています。

そういった関係上、信用取引には決済方法にいくつかの種類があります。

パソコン

反対売買と受渡決済(現引き・現渡し)

信用取引で保有している建玉の返済方法には、反対売買と受渡決済(現引き・現渡し)があります。

反対売買 いわゆる差金決済。信用買いの場合、買建株が現在価格よりも高くなればプラス決済でき、反対に現在価格よりも安くなればマイナス決済となる。証券会社に借りた資金で買建玉を保有しているが、実際に自分がその株式を持っている訳ではないため、転売という形で売買を完結させる。(売建株の場合は買戻し
受渡決済 現物株式を伴う決済。買建株については、実際に自分がその買建株を現金で引き取る方法が採られる(現引き)。この場合、株式の名義人として現物保有することとなる。売建株については、売建株と同じ銘柄の現物株式を証券会社に差し出すことで売買が完結する(現渡し)。

反対売買は通常の現物取引とよく似ている決済方法と考えて良いですが、自分が名義人ではない架空の建玉を使って差金決済している点が異なります。(FXやCFDと同じ仕組み)

一方受渡決済では、現物株式として自分が買い受ける、自分の用意した現物株式を差し出す、といったような現物株式を伴った決済方法になります。

現引き

買建株を自分で引き取る方法。証券会社に立て替えてもらっているお金(買付代金)で保有している買建株を、自分の現金で引き取る(買い受ける)方法です。引き取った株式は現物株式として保有することになります。

現引き

現渡し

売建株と同じ銘柄の現物株式を自分で用意して差し出す方法。売建株(証券会社から借りている株券)を反対売買で買い戻すのではなく、自分の用意した現物株式を証券会社に差し出し、売建株の代金を受け取る。

現渡し

現引き・現渡しは現物株式が絡んでくるのでややこしいですが、通常は反対売買による差金決済だと考えておけばOKです。(差額だけ考えて取引する)