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委託保証金を計算してみよう (信用取引)

例題としてトヨタ自動車の株式を信用取引で買う場合、委託保証金はどのくらい掛かるかを計算してみましょう。また委託保証金は、現物株式などの有価証券で代用することもできます。
最終更新日 2019/08/04
  • 委託保証金 おさらい
  • トヨタ自動車の株式を信用取引で買ってみよう
  • 売買手数料ほか
  • 追証に注意

委託保証金 おさらい

信用取引を利用するための条件です。

  • 最低30万円の委託保証金が信用口座に預けられていること。
  • 約定価格の30%の金額で株券購入できる。(最大レバレッジ約3.3倍)
保証金取引

トヨタ自動車の株式を信用取引で買ってみよう

トヨタ自動車の株価チャート

例題としてトヨタ自動車の株式を信用取引で買う場合、委託保証金はどのくらい掛かるかを計算してみましょう。トヨタ自動車の現在株価を7,000円として計算してみます。

(※ちなみに7,000円は高値水準にあるので、この価格で実際に買うのは控えましょう)

株価情報

1株 7,000円
売買単位 100株

1株7,000円のトヨタ自動車株を、200株買ってみた場合の委託保証金

約定価格 7,000円×200株=1,400,000円 (140万円)
委託保証金 1,400,000×0.3=420,000円 (42万円

信用取引では、約定価格の30%に相当する現金を用意すればよいので、委託保証金を42万円用意すれば200株購入することができます。

電卓

有価証券で代用する場合

信用取引では原則として現金による委託保証金の差し入れが基本ですが、現物株式などの有価証券で代用することもできます。長期保有や塩漬けにしている株があれば、それを委託保証金に充てることができるということです。その場合、有価証券の時価×80%が代用価値になります。

保有中の現物株式を委託保証金に充てる場合を例に考えます。委託保証金42万円に相当する現物株式の時価は、

42万円÷0.8=52万5千円

株式の時価が52万5千円に相当する現物株式があれば、代用有価証券として利用することができます。
(※株価は毎日変動しているため、時価は常に変化しています)

保有株式が沢山ある人は、わざわざ委託保証金を現金で用意する必要がなくなるので、代用有価証券として積極活用していきたいですね。

現金・代用有価証券を組み合わせることも可

持っている現物株式の時価が52万5千円なくても、不足分を現金で賄うこともできます。

委託保証金の計算の仕方は、大体こんなところです!

売買手数料ほか

信用取引に掛かる費用としては、委託保証金のほかに売買手数料などがあります。売買手数料は証券会社によってかなり異なるので、自分の投資プランに合った条件で選ぶとよいです。具体的にどれくらい掛かるかについては、どのくらいの期間保有しているのかによっても支払い金利が変わるので一概には言えませんが、約定価格の何十%も掛かるようなことはないので安心してください。

追証に注意

委託証拠金が20%を下回ると、追加証拠金(追証)の発生となります。追証となった場合、不足している委託保証金を追加しなければ強制売却されてしまうので注意してください。特に委託保証金が30%ギリギリで運用していると、追証に引っかかるリスクが高まります。実際の運用では、委託保証金は50%くらい入金しておくのが定石となります。(実質的なレバレッジは2倍以下に抑えた方がいい

信用取引のうまみは最大3.3倍のレバレッジで買建てできるという点よりも、代用有価証券が使える点、空売りができる点などが大きなメリットだと個人的に思います。