株式を買ったことがない人は、最初の一歩がなかなか踏み出せないと思います。私もはじめて株式の購入注文をするときは、少し緊張していたのを覚えています。ここでは株初心者にも分かりやすく、株取引までの流れを確認していきたいと思います。
例として、トヨタ自動車の株を買うまでの流れを確認してきましょう。
銘柄検索で「トヨタ」と入力してみます。 (※画面はGMOクリック証券)
検索候補の中から「トヨタ自動車(7203)」を選択します。検索入力で「トヨタ自動車」と全入力しなくても、「トヨタ」だけでも検索候補が出てきてくれるので便利ですね。
ちなみに株式市場に上場している企業株には、銘柄コード(証券コード)という4桁の数字が割り振られています。もちろん、銘柄コードで検索を掛けることもできます。(※トヨタ自動車の場合は7203)
トヨタ自動車の株価チャートを確認しながら、どこで購入するのがよいのかエントリーポイントを探していきます。
※簡易チャートです
この時点でトヨタ自動車の株価は1株当たり7,673円です。トヨタ自動車の株価は高値水準にあるため、実際のトレードではここで買うことを私は見送りますが、例として7,600円で購入する予定で話を進めていきましょう。
銘柄を選んだら、次に株取引注文を行っていきます。
ポイントとなるのは、どの銘柄を、何株、いくらで買うのか、です。
トヨタ自動車の株を7,600円で100株買う場合の例。注意したいポイントは以下です。
注文画面にある項目について詳しく知りたい方は、以下のページで詳細を解説しているのでそちらを参照してください。
希望した価格で約定注文が通れば、晴れて株主としてデビューです。
ただし、以下の点に注意してください。
株の普通取引では、約定日から起算して4営業日後に株主名簿に記載されます。(株主となれる)
私たちが通常行う株取引では、約定日と株主名簿に記載される日にはタイムラグがあるということです。
タイムラグの発生については、特に以下の点を留意しておきたいです。
また「営業日」とは株式市場の開いている平日を指すので、土日祝日はこれに含まれないことも合わせて覚えておきましょう。
株の注文は必ずしもリアルタイムで行う必要はありません。注文期間を指定して指値注文を入れておけば、株価がその価格に到達したときに指値注文が通ります。