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損益計算書の見かた (株式投資初心者向け)

本業の営業利益が全然上がっておらず、不動産などの資産売却で何とか当期純利益を保っているような経営状態は、ちょっとヤヴァイのかもしれませんね。
  • 損益計算書とは
  • 損益計算書を見るポイント
  • 損益計算書に出てくる用語
  • 損益計算書 例題

損益計算書とは

損益計算書とは、「この期間にこれだけ儲かりましたよ」という企業の経営成績を表したもので、1年、半年、四半期など一定期間ごとにまとめられます。

損益計算書

損益計算書

損益計算書も貸借対照表と同様、「決算短信」という報告書の中にあります。決算短信は企業ホームページ内のIR情報(投資家情報)などで確認することができます。

損益計算書を見るポイント

売上高を見れば販売規模などが分かりますが、一番大切なのは企業が最終的に儲かったのか、それとも損をした(赤字で終えた)のかです。

最終的な利益を確認するには、当期純利益(税引き後)を見ればその企業が手にした金額を知ることができます。また私たち株主に配当金として分配されるお金も、当期純利益がベースとなっています。

当期純利益

四半期決算(当期)における純利益。

当期純利益が見込みよりも少なかったり赤字となってしまった場合、株価の下落要因となります。また赤字決算は配当金が支払われない「無配」となるケースが多いため、投資家にとって当期純利益が一番大切な項目になります。

私は基本的に当期純利益(や営業利益)しか見ていません。決算ごとに時系列で当期純利益がどのように推移しているかを見るだけでも、会社の業績推移がおおよそ把握できるからです。(レベルアップすればもっと色々見えるようになるのかも)

損益計算書に出てくる用語

売上高 企業本来の営業活動(本業)によって得られた収益。
営業利益 売上高から原価や販売費などを差し引いて得られた利益。(本業で得た儲け)
経常利益 企業本来の営業活動のほか、財務活動を含めた企業全体の利益。(本業+本業以外の儲け)
当期純利益
(税引き後)
当期における最終的な利益(純利益)。基本的に当期純利益は、法人税が引かれた税引き後の利益を指します。

損益計算書 例題

例題を踏まえて説明すると理解しやすいです。表が分かりにくかったらごめんなさい。

営業損益計算 ①売上高 10,000
売上原価(仕入) 3,000
③売上総利益 7,000 ①-②
販売費及び一般管理費 2,000
⑤営業利益 5,000 ③-④
経常損益計算 ⑥営業外収益 1,000
営業外費用 500
⑧経常利益 5,500 ⑤+⑥-⑦
純損益計算 ⑨特別利益 3,000
特別損失 2,000
⑪税引前当期純利益 6,500 ⑧+⑨-⑩
法人税、住民税及び事業税 3,000
⑬当期純利益 3,500 ⑪-⑫

営業利益と経常利益、当期純利益との違いなどが分かるかと思います。

営業損益計算は、その企業本来の営業活動(本業)によって得られた利益の計算です。また経常損益計算は、本業と本業以外での利益を合わせた全体利益になります。

純損益計算では、不動産などの固定資産売却によって得られた特別利益や、法人税などの税金を差し引きして得られる最終的な純利益を計算します。

本業の営業利益が全然上がっておらず、不動産などの資産売却で何とか当期純利益を保っているような経営状態は、ちょっとヤヴァイのかもしれませんね。(私もあんまり会計知識ないですが)