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長期的に株価が上が続けるかどうかを判断するには、ROEを活用する

一般にROEが高いほど良いと判断されます。ROEが高い企業は、安定した当期純利益を上げており、また財務レバレッジを利かせた適度な資本投資も行っているからです。
  • 業績の良い会社の株価は上がり続ける
  • ① 当期純利益が増え続けている企業を探そう
  • ② ROE(自己資本利益率)が10%以上をキープし続けている企業を探そう

業績の良い会社の株価は上がり続ける

株価に影響を与える一番の要因は会社の業績です。もちろん、世界的な景気動向や日経平均株価のトレンド、為替や金利動向など、株価に影響を与える因子は様々ありますが、その中でも一番大きな影響を与えるのは会社の業績です。

業績が伸びてる会社

ここでは長期的に株価が上が続ける企業の探し方を勉強していきましょう。一応、株価が上がり続けているかどうかは株価チャートを見れば一目瞭然なんですが、株価チャートは会社の業績や景気動向などの要因をすべて集合した結果、描かれているものです。これから勉強するのは会社の経営状況を株価指標によって判断する手法になります。

① 当期純利益が増え続けている企業を探そう

当期純利益とは、当期(決算期)に会社が儲けた最終的な利益のことですが、業績の良い会社とは当期純利益が増え続けている会社のことを指します。当期純利益はその一部が配当金という形で株主に分配されるため、当期純利益が増えれば配当も増配となり、逆に当期純利益が減れば減益・無配となることもあります。

  • 当期純利益が増え続けている会社は、株主への配当を安定して受け取ることができる
  • 当期純利益が増え続けている会社は、株主からの人気が高い
  • 人気が高い株の株価は上がる
当期純利益
  • 【◇】連結決算、【中】中間決算、【四】四半期決算、【会】会社予想

② ROE(自己資本利益率)が10%以上をキープし続けている企業を探そう

ROE(%) = 当期純利益 × 100
自己資本(期首・期末平均)
  • 自己資本には期首・期末の資本を平均した平均資本を用います

ROEとは、自己資本利益率のことです。どれだけ効率の良い経営がされているのかを表す株価指標ですが、一般にROEが高いほど良いと判断されます。ROEが高い企業は、安定した当期純利益を上げており、また財務レバレッジを利かせた適度な資本投資も行っているからです。

日本の上場企業の平均ROEは5%程度ですが、目安としてROEが10%以上ある企業を探すようにしましょう。ROEは当期純利益と自己資本との比率なので、上がり続けるというよりも10%以上を安定してキープし続けている企業を探すのが望ましいです。

ROE

負債が大きい(財務レバレッジが高い)企業には注意

ROEは、分子の当期純利益を上げるほか、分母の自己資本を減らすことでも高めることができます。

ROEの計算方法

負債が大きい(財務レバレッジが高い)企業のROEは高めに推移する傾向にあるため、安全な投資先かどうかを判断するには、ROEを見るだけでなく自己資本比率も同時に確認する必要があります

負債が存在すること自体は経営上悪いことではなく、会社を大きくするための設備投資で借入した場合にも負債は発生します。無借金経営ではなく適度に負債を抱えている企業の方が「効率の良い経営をしている企業」と考えることができるのです。