ギャンブルとは、それ自体は生産性のないゼロサムゲームのこと。
参加者が出し合ったお金の中で、お金の流動が起こる。そのためお金の総量は増えない。また競馬やパチンコなどの場合、参加者が出し合ったお金の中から胴元が何%かを受け取る仕組みになっているため、厳密にはマイナスサムゲームといえる。基本的に参加者(プレイヤー)は、その行為を続ければ続けるほど損をする。(確率論や統計の話)
ギャンブルでも勝ちやすくなる行動を取ればお金を増やし続けることは可能であるが、いずれにせよ戦っている土俵はギャンブルと呼ばれる土俵の中に過ぎない。
一般にギャンブルと呼ばれるものを挙げてみました。
私もギャンブルはやったことがあるので知っていますが、ギャンブルと呼ばれるものの中には、「勝ちやすい行動」を取り続けることによって長期的に勝つことができるものがあることも知っています。
クサい言葉で言うなら「期待値を追う」とかそういう話ですね。宝くじみたいな完全な運ゲームでは無理ですが。
「勝つための行動」の中で驚いたのが、一見、完全確率と思われるポーカーでも、心理戦を制することによって勝ち続けることができるという事実です。実はポーカーの世界にはプロと呼ばれる人達が居て、ポーカーだけで食っていけている人も居るようなのです。(世界大会とかもあり)
とある番組で取り上げられた東大卒ポーカープロの人の話になりますが、彼の話によると、ポーカーは心理戦による部分がかなり大きく、相手の心理を読むことで長期的には勝てるようになるというのです。
最初聞いたときは「嘘くせぇ」と思いましたが、一般人相手なら長期的にまず負け続けることはない、らしいです。投資の世界でもプロスペクト理論などの人間心理があるので、あながちハッタリでもなさそうだと思いました。
※プロスペクト理論によれば、人間は本能的にリスクを避ける行動を取るという。具体的には、損は博打を打ってでもゼロにしたいが、利益が出たらすぐにでも利益確定してしまいたい行動に駆られるという心理。当てはまる人が大半だと思います。(損大利小の心理)
こういう心理の裏を突けば、初心者相手ならまず負けないということだろう。