「FXで勝てない人が多いのはなぜ?」という話を進める上で最初に確認しておきたいのが、「FXは長期的に安定して勝てるようになる」という事実です。
ここを最初に定義しておかないと、
など余計な議論に進んでしまいます。ただしソースは私自身なので、信じるかは自己責任でお願いします。
「到達できるゴールがある」という前提を踏まえたうえで、FXで勝てない人が多い理由について私なりの意見を述べていきたいと思います。
まず人間は投資行動には向きません。誰しもが「私は絶対に損をしたくない」という深層心理を持っており、この心理が投資行動を失敗に導くようにできています。「損切りができない」ことで悩むFX初心者は多いですが、例えばAIなどのコンピュータは大局的に相場を捉えており、損切りすべき局面では何の躊躇もなく損切り(一時撤退)の選択ができます。FXで勝てるようになるには、喜んで損切りできるくらいの心の余裕が持てると良いです。 (笑)
これも人間の感情が未成熟である故に起こります。具体例を挙げると、「負けが何度か続くと感情的になってハイレバ取引を行ってしまう」「自信に満ち溢れており、いつもより高いレバレッジで取引してしまう」などの行動がそれに当たります。自分でも気付かないうちに、破産確率を超えたムラのあるトレードを行ってしまっているのです。感情優先でレバレッジが変化してしまう人は要注意。
これは想像しやすいかもしれませんね。要するに「FXで勝てるようになるには相応の時間を要する」ということです。また現状勝てていない人に加え、「勝てるようになる前にFXを諦めてしまっている人」も多いかと思います。
私はFX歴が11年を超えますが、その間に苦い経験や嫌な思いを腐るほど経験してきているので、今でも相場に対しては謙虚に構えています。
また自分の予想に絶対的な自信があっても、常に「10%は外れる」と思うようにしています。こういう余裕の部分が、感情をコントロールして冷静さを保つ秘訣にもなってます。
予想に自信を持ってるときの方が怖いんだよなぁ。「絶対こうなる!」って思ってる時の方が実は危険だったりします。