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為替相場の変動要因について

為替相場の変動要因について、実戦に役立つ知識を中心に紹介します。(エコノミストのような小難しいウンチクはなしで)
  • はじめに
  • 為替相場の変動要因
  • 1. 各国中央銀行の政策金利
  • 2. 金融政策の内容
  • 3. 失業率
  • 4. その国の株価
  • まとめ

はじめに

私はFX歴11年を超える専業トレーダーですが、経済の専門家というわけではありません。小難しいウンチクを並べることはできませんが、その分、FX初心者に理解しやすいように為替相場の変動要因を紹介していきたいと思います。

為替相場の変動要因

為替相場の変動要因を挙げるならば、以下があります。

  • 需給バランスの変化(全般)
  • 各国中央銀行の政策金利
  • 金融政策の内容
  • 貿易協定の内容
  • 政治方針
  • 失業率
  • その国の株価
  • その国のGDP(国内総生産)
  • 貿易黒字など貿易収支
  • 資源国であるかどうか
  • テロなどの政情不安はあるか

エコノミストではない私でも、簡単に挙げるだけでこれだけあります。要するに為替変動要因は沢山あり過ぎて、それらが相互に複雑に絡み合っており「コレが原因です」とは言えない。

この中でも特に、FXトレーダーにとって把握しておくべき為替変動要因をこれから紹介したいと思います。

1. 各国中央銀行の政策金利

銀行にお金を預ける際に得られる金利は、各国中央銀行が定める政策金利によって決定されます。

国名 中央銀行
アメリカ合衆国 連邦準備制度理事会(FRB)
日本 日本銀行(BOJ)
欧州圏(ユーロ) 欧州中央銀行(ECB)
英国 イングランド銀行(BOE)
スイス スイス国立銀行(SNB)

日本の場合は、日銀(日本銀行)がこの役目を担っています。

政策金利の利上げ・利下げは、その国の通貨の需給バランスに大きな影響を与えるため、私も政策金利の発表には注目しています。(相場が急変する意味での備え)

金利変動は受け取りスワップ額に直接的な影響を与えるので、特にスワップポイント目的で長期投資しているトレーダーには最重要指標になるかと思います。

2. 金融政策の内容

各国中央銀行の総裁が発言する金融政策の内容によっては、その国の通貨トレンドを激変させる要因となります。

私の記憶に鮮明に残っている金融政策は、元FRB議長バーナンキ(任期2006年~2014年)による量的緩和策(QE)です。リーマンショック(2008年)に端を発した世界的不況への対応策として、FRBが米ドルを刷りまくって市場供給量を増やし、株価を押し上げて不況を脱しようとした政策です。

量的緩和策(QE)は米ドルを刷りまくることなので、当然米ドルの価値は暴落し、対円ベースでは75円まで円高が進みました。

金融政策の内容は政策金利と同様、通貨の需給バランスに大きな影響を与えます。

運用

3. 失業率

失業率は、その国の景気判断に利用されます。特にアメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は、雇用統計(失業率)の結果を基に金融政策を決定するため、ある意味では一番重要な経済指標とも言えます。

景気が良ければ失業率は下がりますが、不況下では失業率が上がると同時に犯罪発生率も高まります。(政情不安)

雇用統計(失業率)

4. その国の株価

為替相場と密接な関係にあるのが株式市場(株価)です。

日経平均株価

というのも、為替相場の値動きは株式市場が開いているときは活発に動き、株式市場が休場になると値動きを静める性質があるからです。(為替が株にタイミングを合わせている感じ)

為替と株はほとんど連動している状態ですが、個人的には株式市場が為替相場を牽引している印象があります。ただし、株式市場が為替相場の先行指標という訳でもないので注意しましょう。

まとめ

私が普段意識している変動要因(ファンダメンタル要因)を挙げるなら、これらの主要因が挙げられます。

ただし、基本的に経済動向などのファンダメンタル要因は長期的な為替相場変動に影響を与える因子であるため、デイトレーダーの私はあまりその内容自体を強く意識はしていません。

デイトレーダーはチャート分析を磨けばそれだけで通用する、というかファンダメンタル要因は全く考慮しなくてもいいです。(経済指標が発表される時間帯だけ注意すればいい)

5. その他 知識
サムネ画像 為替相場の変動要因について