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リスク好感通貨とリスク回避通貨が存在する

好景気に買われやすい通貨、不景気に買われやすい通貨がそれぞれあります。
  • 景気は循環する
  • 好景気に買われやすい通貨、不景気に買われやすい通貨がある
  • リスク回避通貨に属するもの
  • リスク好感通貨に属するもの

景気は循環する

世の中の景気は循環しています。

「景気」という言葉自体はかなり曖昧なもので、人間が認識しやすいよう数値化することはできません。一応、景気動向指数や日銀短観などの経済指標がありますが、直感的に景気動向を理解するには株価を見るのが一番良いです。

日経平均株価(日経225)

株価はその国の経済活動(景気)を表す指標として私も参考にしています。

好景気に買われやすい通貨、不景気に買われやすい通貨がある

通貨には役割や流動性があります。

通貨

好景気と通貨の動き

世界経済が好景気に傾く状況下では、新興国を中心に投資資金の移動が起こります。(リスク好感)

好景気ではリスク好感により積極投資しようとする動きが強まるため、新興国の株価や不動産価値などが高まります。通貨はその国の株価の影響を受けるため、新興国の通貨価値も株価に引っ張られて高まる傾向にあります。また、景気過熱感を抑えるために政策金利も上がります。

不景気と通貨の動き

一方不景気では、リスク回避の動きが強まります。

それまで新興国に流れていた投資資金は一斉に引き、リスク回避先へと流れます。代表的なリスク回避先として挙げられるものには、金(gold)、スイスフラン、日本円、米ドルがあります。

リスク回避通貨に属するもの

先ほども少し触れましたが、リスク回避通貨に属するものには以下があります。

リスク回避通貨の種類
  • スイスフラン (CHF)
  • 日本円 (JPY)
  • 米ドル (USD)
リスクオフ通貨

スイスフラン

スイスフランを統括するスイス銀行は、資産家の隠し口座(プライベートバンク)として機能してきた歴史があり、高い機密保持性をもつセイフヘイブン(資金安全避難先)として有名です。「金よりも堅い」といわれるほど安定した通貨。

日本円

我々日本人はあまりピンと来ないかもしれませんが、日本円もまたリスク回避通貨として海外投資家に好まれています。理由は日本が世界有数の債権国であることが関係しています。一説には世界に500兆円を貸しているらしい。ただ、赤字国債が1000兆円以上もあり国内財政状況は悪い。現在は国内金融機関(というか私たちの預金)が赤字国債を買い取ることで何とか成立していますが、それができなくなった場合には、日本国債の暴落、日本円の暴落などが予想されます。(遠くはない将来)

米ドル

米ドルは基軸通貨の観点からリスク回避通貨に含まれます。「有事のドル買い」と呼ばれるように、世界で紛争が起こった際に買われやすい特徴があります。貿易決済通貨として世界最大規模の流通量を誇るので、単純に「なくなったら困る」通貨です。そういった側面もあって、米ドルはリスク回避通貨に含まれます。

リスク好感通貨に属するもの

リスク好感通貨に属するものは、「リスク回避通貨以外の通貨」は概ね該当するのではないでしょうか。

新興国・発展途上国・人口がまだまだ増加中の国など、世界の多くの国が含まれます。東南アジアではシンガポール、タイ、ベトナム、インド、中南米ではメキシコ、ブラジル、アフリカ諸国では南アフリカ共和国など。

金利が高かったり、好景気に連動しているような国の通貨は大体リスク好感なんじゃなかろうか。

要するに「経済的な伸びしろが大きい国」には、好景気のときに投資資金が集まりやすい。