FXの取引コスト(手数料)は、他の金融商品と比べてもかなり安いです。
FXの取引コストには、取引手数料とスプレッドの2種類に分けられますが、FXの取引手数料は無料なのが当たり前になっています。
旧態的なFX会社では未だに取引手数料が有料のところもあるかもしれませんが、私が使っているFX会社を始め、取引高上位のFX会社では取引手数料が無料なのは常識になっています。
ということで、実質的な取引コストはスプレッド分のみです。
その実質負担するスプレッド分についても、破格の安さを誇ります。特に近年では低スプレッド競争が激化しており、FX業者間でかなり優秀なスプレッド配信を行ってくれています。(顧客有利)
具体例として、100万円を1万米ドルに交換する為替取引を考えてみましょう。(ドル円買い)
この場合では、1万通貨単位(1万米ドル)の取引をしているので、このとき掛かるスプレッドコストは以下の通りです。
スプレッドコスト = 0.3銭×10,000 = 30円
100万円規模の為替取引をしているのに、取引コストはたったの30円ということです。(破格)
ちなみにスプレッドには片道・往復という概念がないので、ポジションを持って決済する一連の為替取引で掛かる取引コストが30円ということになります。
「え? FX会社全然儲からないじゃん」 と思うかもしれませんが、顧客の中には1日に100回を超える取引を行うプレイヤーや、1回で100万通貨取引するプレイヤーも多数居ます。それを考えると、スプレッド分だけでもかなりの収益になることが分かります。