私が実際にモニター表示している為替チャート。
時間軸 | ドル円(1時間足 or 4時間足) ユーロドル(1時間足 or 4時間足) ユーロポンド(日足) ポンドドル(日足) ユーロ円(日足) ポンド円(日足) 豪円(日足) |
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私が実際に為替取引しているのはドル円とユーロドルの2通貨ペアのみです。
取引通貨ペア単体で見ても勝ち続けることはできますが、長年複数の通貨ペアを同時に見てきた経緯があり、周辺通貨ペアも見ておかないと落ち着かない体になってしまいました。多分、時間軸やブレイクタイミングの突き合せなどにも有効なので、無意識にその辺も見ていると思います。
ちなみに通貨ペアを6通貨ペアに厳選している理由は、これ以上同時に処理し切れないからです。(笑)
多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ、私にとって最適な監視通貨ペア数が6ということです。
通貨相関に用いる通貨ペア、通貨相関のイメージ方法は人それぞれだと思いますが、参考までに私の通貨相関イメージ方法を紹介します。
ドル円とユーロドルは9割方の相場で逆相関の関係にあります。
ドル円が上がればユーロドルは下がり、ドル円が下がればユーロドルは上がります。(9割方)
基本はこの考えで良いですが、例外としてドル円もユーロドルも買われる相場、ドル円もユーロドルも売られる相場というものがあります。それぞれリスクオン相場(景気好感)、リスクオフ相場(景気後退)というように私は分類しています。
チャート状況や相場状況によっては、逆相関の法則性が崩れます。(残りの1割)
ユーロポンドとポンドドルはほぼ全ての局面において逆相関の関係にあります。
ユーロポンドが上がればポンドドルは下がり、ユーロポンドが下がればポンドドルは上がります。(ほぼ全ての局面において)
ユーロポンドやポンドドルについては、欧州為替相場メカニズム(ERM)の名残など、個人的に色々キナ臭い背景があるのでは?と勝手に妄想しながら相場を見ています。
米ドル(USD)とペアを組む通貨ペアを複数同時に見ることで、米ドル自体の力関係が見えてきます。(ドルストレートペア)
通貨相関をドルストレート主体で見る場合は、ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)、ポンドドル(GBP/USD)を見れば、米ドル(USD)の相対的な力が分かります。
(どの通貨に対しても米ドルが下落している場合、米ドルは激弱、というように)
同様に、日本円(JPY)とペアを組む通貨ペアを複数同時に見ることで、日本円自体の力関係が見えてきます。(クロス円ペア)
通貨相関をクロス円主体で見る場合は、ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、ポンド円(GBP/JPY) or 豪円(AUD/JPY)を見れば、日本円(JPY)の相対的な力が分かります。
通貨ペアを限定するなら豪円よりもポンド円の方がよいですが、個人的には豪円の方が景気に対して敏感に反応する印象があるので、豪円を表示していることの方が多いです。
同様に、ユーロ(EUR)とペアを組む通貨ペアを複数同時に見ることで、ユーロ自体の力関係が見えてきます。(クロスユーロペア)
通貨相関をクロスユーロ主体で見る場合は、ユーロドル(EUR/USD)、ユーロポンド(EUR/GBP)、ユーロ円(EUR/JPY)を見れば、ユーロ(EUR)の相対的な力が分かります。
FXで取り扱える通貨は他にもスイスフラン、カナダドル、ニュージーランドドルなど様々ありますが、私はこれらの通貨(ペア)全てに目を通している訳ではありません。
先述しましたが、自分の処理能力が落ちないレベルで、自分のトレードにとって必要な情報をコンパクトにまとめましょう。
情報過多になるのではなく、最小限の情報で最大限のパフォーマンスを発揮できるのが理想です。