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ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い (株・FX)

ファンダメンタル分析はかなりぼんやりしていてイメージを捉えにくい印象があるが、特に株式投資の場合は企業分析は必須といえます。テクニカル分析は投資初心者でもイメージしやすい。
最終更新日 2022/06/26
  • 投資を行う上で必要な要素
  • ファンダメンタル分析とは
  • テクニカル分析とは
  • ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い
  • 私の活用方法

投資を行う上で必要な要素

株式投資やFX(外国為替証拠金取引)を行う上で知っておきたい用語に、ファンダメンタル分析とテクニカル分析という言葉があります。ここでは投資初心者にも分かりやすく、これらの言葉の意味を紹介していきたいと思います。

ファンダメンタル分析とは

企業の業績や財務状況、景気動向、世界経済の動きなどから未来の値動きを予想する分析手法。

株式投資の場合
  • 企業分析(ボトムアップ・アプローチ)
  • 景況判断(トップダウン・アプローチ)
  • 金利動向 ほか
FXの場合
  • 政策金利
  • 消費者物価指数(CPI)や失業率などの経済指標
  • 景況判断(株式市場との相関性など) ほか

ファンダメンタル分析はかなりぼんやりしていてイメージを捉えにくい印象があるが、特に株式投資の場合は企業分析は必須といえます。ファンダメンタル要素の善し悪しがすぐに相場に反映される訳ではなく、数年単位の長期的な視点に立って分析する必要があります。

ファンダメンタル分析

テクニカル分析とは

過去の株価チャート・為替チャートから未来の値動きを予想する分析手法。

テクニカル分析とテクニカル指標

テクニカル分析といってもその分析手法は様々ある。投資初心者が一番イメージしやすいのが、移動平均線など各種テクニカル指標を用いた手法ですが、他にもチャートを形で捉える手法やトレンドラインを駆使した手法などがあります。

移動平均線

チャート分析が主軸。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い

一般的な言葉で説明するのなら上記の通りです。

ファンダメンタル分析は直感的ではく、ファンダメンタル要素が市場に浸透するには数年単位の時間が掛かるため、主に長期投資向けの分析手法といえます。かといって軽視できるものではなく、特に株式投資の分野では、企業業績が株価にかなりの影響を与えるためファンダメンタル分析は必須といえます。

一方テクニカル分析は、株価チャートや為替チャートなどのチャート分析を主軸とするため、直感的で短期投資・長期投資のいずれにも対応できる分析手法といえます。

思考停止せず、使い分けることが大事

私の活用方法

参考までに、私の活用方法を紹介。

株式投資の場合
  • 新興企業には投資しない (長期安定)
  • ROE・PERなどの株価指標はあまり用いない
  • 景況判断重視 (底値の地合い待ち)
FXの場合
  • テクニカル分析オンリー
  • 移動平均線などのテクニカル指標は使わない
  • チャート形状分析・波動判断が主軸

もちろんこれが正解という訳ではありませんが、私が重要視する項目について。

1. はじめに知っておきたいこと
サムネ画像 ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い (株・FX)