私たちがよく目にする株価チャートは、ローソク足チャートと呼ばれるものです。
株価チャートの種類にはローソク足、平均足、ラインチャート、バーチャートなどいくつかありますが、基本的かつ汎用性の高いチャートがローソク足チャートになります。(※私もローソク足を使用しています)
ローソク足が刻まれる時間間隔に応じて、60分足、4時間足、日足、週足、月足などの種類があります。
ここでは日足を例にして話を進めていきたいと思います。
ローソク足は、始値・高値・安値・終値の4つから構成されています。
ローソク足を1日単位で刻んでいく「日足(ひあし)」の場合では、始値・高値・安値・終値の意味は以下のようになります。
始値 (はじめね) |
その日の最初に取引された値段 |
---|---|
高値 (たかね) |
その日の取引された値段の中で一番高い値段 |
安値 (やすね) |
その日の取引された値段の中で一番安い値段 |
終値 (おわりね) |
その日の最後に取引された値段 |
これらの示す値段は、ローソク足が刻まれる時間間隔に応じて変化していきます。例えば60分間刻みの「60分足」の場合では、始値は60分間の中で最初の値段、というような具合です。
ローソク足の始値よりも終値が高ければ赤色(陽線)、ローソク足の始値よりも終値が安ければ青色(陰線)で表示されます。(配色はチャートデザインにより異なる)
株価が上がり続ければ赤色(陽線)が連続し、株価が下がり続ければ青色(陰線)が連続するため、株価推移を色でイメージして捉えることができます。
ローソク足にはいくつかの形状が存在し、またそれらには名称があります。